どうなっちゃうの? 清水富美加が出演する映画3本のゆくえ
12日、宗教団体「幸福の科学」の活動に専念することが明らかになり、“芸能界引退”とも報じられた女優の清水富美加(22)。NHK連続テレビ小説「まれ」に出演して以来、映画やドラマ、バラエティーに引っ張りだこで、今年も3本の出演映画が公開を控えている。
1本目は4月1日公開予定の『暗黒女子』。同作は秋吉理香子の“イヤミス”(=後味は悪いけれどクセになるミステリー)を、清水と「Seventeen」の専属モデルとしても活躍する飯豊まりえのW主演で映画化した作品。ある生徒の謎めいた死で動揺が広がる女子校を舞台に、彼女を殺した者がいると疑われる文学サークルの面々が、犯人を告発する物語を朗読会で発表するさまが描かれる。清水と飯豊のほか、清野菜名、玉城ティナ、平祐奈ら旬な女性キャストが顔をそろえる。
2本目は4月29日公開予定の『笑う招き猫』。若手女性漫才コンビ「アカコとヒトミ」がお笑いの世界で奮闘し、挫折しながらも固く結ばれた女の友情のもと夢を追いかける青春物語で、主演を務める清水は元SKE48の松井玲奈と共に漫才コンビ役に挑む。映画公開に先駆け、3月からは全4話のドラマシリーズもMBS / TBSにて放送を予定している。原作者の山本幸久は今回の一件を受けてか、「こまったな。なにがあったのやら」とツイートしている。
最後は最も楽しみにしている人も多いであろう、2017年夏公開予定の『東京喰種 トーキョーグール』。「週刊ヤングジャンプ」で連載中の石田スイによる人気コミックを窪田正孝主演で実写化した同作で、清水は見た目は人間の姿をしているが、実は人を喰らう怪人・喰種(グール)であるヒロイン・霧嶋董香(トーカ)を演じる。役づくりのため、髪を30センチカットし、自身12年ぶりだというショートカットになったことも話題になった。
どれも清水なくては成立しないメインの役どころだっただけに、所属事務所や配給会社は対応に追われることになりそうだ。(編集部・中山雄一朗)