『心が叫びたがってるんだ。』が実写映画に!中島健人×芳根京子×石井杏奈×寛一郎
2015年9月19日に公開され11億円を超える大ヒットを記録したアニメーション映画『心が叫びたがってるんだ。』、通称“ここさけ”が Sexy Zone の中島健人主演で実写映画化されることが決定した。高校行事でミュージカルの上演に奮闘する少年少女の友情、成長を描く物語で、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインとして注目を浴びる芳根京子、E-girlsの石井杏奈、佐藤浩市の息子で新人俳優の寛一郎が共演。アニメ版と同タイトルで7月22日に公開される。
実写ドラマ化もされブームを巻き起こした「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」シリーズのスタッフ、監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラクターデザイン・田中将賀が再集結した大ヒットアニメを実写化する本作。監督には『虹の女神 Rainbow Song』(2006)、『君に届け』(2010)、『近キョリ恋愛』(2014)など青春映画の名手として知られる熊澤尚人が抜擢された。
本作が主演映画4作目となる中島が演じるのは、他人と本音で向き合えない少年・坂上拓実(さかがみ・たくみ)。いつになく内向的な役柄を演じるにあたり、中島は「大人気のアニメが原作でしたので、お話を頂いた時に思わず身も心も叫びました」とオファーを受けたときの心境をコメント。「トラウマで言葉を封印してしまった少女(順)と本音を言わない物静かな青年(拓実)が『心に閉じ込めてしまった本当の気持ち』を、ミュージカルを通して伝える姿に感銘を受け、演劇をやりたい順の心の言葉に拓実がメロディーを添えたことによって順が変わっていく姿に心を打たれました」と“ここさけ”の世界観に魅せられ、プレッシャーを抱えつつも「作品を最大限リスペクトし原作ファンの皆様、そして本当の気持ちを誰かに伝えたいと思う全ての方々に観て頂けると嬉しいです」と意気込みを語っている。
拓実のクラスメイトたちに華やかな顔ぶれが集結。幼少期のある出来事が原因でしゃべると腹痛に襲われてしまうヒロイン・成瀬順(なるせ・じゅん)に芳根京子、心ないひと言で拓実を傷つけたことを後悔し続ける仁藤菜月(にとう・なつき)に石井杏奈、将来を期待された野球部ピッチャーだったが肘を故障したことから周囲に素直になれない田崎大樹(たさき・だいき)に寛一郎が決定している。(編集部・石井百合子)
映画『心が叫びたがってるんだ。』は7月22日より全国公開