『007』新作、2019年に公開決定!ついに正式発表
世界中で大ヒットを続けてきた人気シリーズ『007』の第25弾の全米公開日が、2019年11月8日に決定した。これまでの伝統にのっとり、母国イギリスなどでは先行公開される。同シリーズのプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンの制作会社EONプロダクションが正式発表した。
全米公開日は決定したものの、バーバラとマイケルは「配給会社、海外の公開日、キャストや監督などは後日発表する」としている。配給権については、前作『007 スペクター』を最後にソニー・ピクチャーズとの契約が切れ、ソニーを含めワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズ、20世紀フォックスなどの大手スタジオが争奪戦を繰り広げていると報じられてきた。先日には Mirror Online がダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド役続投が決まったと報じたばかりだが、今回ダニエルについては一切触れられていない。
脚本は、『007/カジノ・ロワイヤル』『007/慰めの報酬』『007 スカイフォール』『007 スペクター』とダニエル版ボンド全作を執筆してきたニール・パーヴィスとロバート・ウェイド。ブレグジット(EUからの離脱)を決めたイギリスを、どのように描くかも注目されている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)