日本映画史に残る号泣映画がまたまた誕生しました! その映画とは、『タイヨウのうた』。誰もが一度は経験する“初めての恋”、そして“初めてのキス”、夏の終わりに訪れた“大切な人との別れ”……。
好きな人を思ったときの胸がドキドキして、キュンと詰まった感じ、覚えていますか? 初めて人を好きになったときの切ない気持ちが、ドッカーンとよみがえる『タイヨウのうた』は、カリスマ的シンガーソングライターYUIと、『木更津キャッツアイ』などで大人気の塚本高史が紡ぎだす、初めての恋を知った2人の切ないラブストーリー。
“セカチュウ”よりも甘酸っぱくて、“いま、会い”よりも泣ける本作の見どころを徹底紹介します! |
主人公の薫は、色素性乾皮症(XP)という難病を抱える16歳の女の子。健康な人なら、多少日焼けをしても紫外線で傷ついたDNAを自分の力で修復することができますが、色素性乾皮症の人は、この修復機能が著しく弱いのです。
わずかな紫外線にさらされただけでも皮膚が焼けただれたり、臓器不全を起こしてしまうため、生命にかかわってしまう危険性がある病気がこの色素性乾皮症。この病気は太陽が出ている間は外に行くこともできないし、外で遊ぶことなんてもちろんできない。だから太陽が沈んでから、太陽が昇るまでの時間が彼らにとっての“時間”なのです。夜に活動する彼らのことを欧米ではムーンチャイルドと呼ぶそう。
まるで月に見守られているように、月明かりの下で歌う薫。やがて訪れる死に向き合いながら、凛として歌う彼女の姿に、感動を覚えない人はいないはず! |
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