PとJK (2017):映画短評
PとJK (2017)繊細な不良少年を演じる高杉真宙の魅力が炸裂!
現職警察官と現役女子高生のカップルによる恋の行方を描く少女コミックの映画版。まあ、“年の差”と言っても亀梨和也自身が少年っぽいので、土屋太鳳との見た目ギャップは殆ど感じられないのだけどね。
立派(?)な成人男性の筆者としては、人生の先輩である亀梨君が多感な高校生たちをいかに導くのか、逆に彼らからどのような刺激を受けるのかに注目したのだが、その辺は来月公開の『リライフ』の方が上手く描けているかな。
特筆すべきは人知れず家庭内暴力に苦しむ繊細な不良少年を演じる高杉真宙。あの端正な顔立ちにこのキャラですよ。誰もがハートを鷲掴みにされること請け合い。主演コンビを食うほどの存在感と魅力が光る。
この短評にはネタバレを含んでいます