毒舌弁護人~正義への戦い~ (2023):映画短評
毒舌弁護人~正義への戦い~ (2023)うちの弁護士は口が悪い!
“ポストチャウ・シンチー”な人気を誇るダヨ・ウォンこと、ウォン・ジーワー主演の香港歴代No.1ヒット作。一度はリタイアしかけた主人公が冤罪の女性のためにふたたび立ち上がる展開など、30年前のメガヒット作『チャウ・シンチーの熱血弁護士』(『アニタ』のルイーズ・ウォンも出てるし!)をベースに、若手女子とのタッグなど「リーガルハイ」あたりも加えた現代風アプローチ。香港社会が抱えるさまざまな問題を盛り込みつつ、ひとつの事件をじっくり掘り下げるシンプルかつシリアスな展開には驚きだが、見せ場となる法廷シーンではチクリとしたネタやヤバいワードも飛び出し、ウォンの本領が発揮!
この短評にはネタバレを含んでいます