フード・インク ポスト・コロナ (2023):映画短評
フード・インク ポスト・コロナ (2023)食に関する不都合な真実をあらゆる角度から暴く
ひと握りの大企業による独占、政治とのかかわり、環境への影響、末端で働く人たちへの不当な扱いなど、現代の食産業が持つ闇をあらゆる角度から指摘する、見るべきドキュメンタリー。主にアメリカの問題に焦点を当てるが、たとえば加工食品がいかに体に悪いのかなどは、国境を超えた話題。ダイエットコークをやたら飲む人に太った人が多いように感じていたのは、気のせいではなかったのだ!不都合な真実をオブラートに包むことなく畳み掛けるように見せつけられ、暗い気分になるが、コーリー・ブッカー民主党上院議員をはじめ正しいことのために頑張る人物も出てきて、最後には少し希望を感じる。数年後にまた新たな続編があるか?
この短評にはネタバレを含んでいます