脚本賞は『ミルク』が受賞！自身も同性愛者の脚本家「この映画を作るのは簡単ではなかった」

　第81回アカデミー賞脚本賞は、ゲイをテーマにした映画『ミルク』のダスティン・ランス・ブラックが受賞した。

映画『ミルク』

　自身も同性愛者である脚本家の、ダンティンが「この映画を作るのは簡単ではなかった。皆さんに感謝するよ。人の命を救う物語が作れたと思うんだ。男性同士が、いつか結婚できる日がくると信じることができた。わたし自身をいつも認めてくれていた、わたしの母に感謝するよ。たとえ偏見があったとしても、人は平等になることができるんだ！」と受賞の喜びを語ると、客席からは大きな拍手が送られた。

　本作の主演を演じたショーン・ペンや監督のガス・ヴァン・サントも、ダスティンのスピーチに涙を浮かべて客席から拍手を送っていた。

（協力：WOWOW）
WOWOW「第81回アカデミー賞授賞式」は2月23日よる9時00分より字幕付きで再放送