蒼井優が『のだめカンタービレ』で外国人の声を!実写日本語吹き替え初挑戦!
昨年の12月に公開され、観客動員数300万人を突破し大ヒットを記録した映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』の続きであり、シリーズ完結編となる『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』に蒼井優が参加することがわかった。蒼井は、なんと外国人の日本語吹き替えで声の参加をする。また、これは蒼井にとって実写吹き替えの初挑戦となる。
『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』はパリが舞台となっているため、登場人物の国際色も豊か。ドイツ人のシュトレーゼマン役に竹中直人、フランス人のフランク役にウエンツ瑛士、ロシア人のターニャはベッキー、さらにドイツ人のエリーゼを吉瀬美智子などのように、日本の役者がカツラや特殊メイクを駆使して演じるパターンと、外国人キャストが演じ、日本語で吹き替えをするパターンがある。蒼井が声の吹き替えを担当するのは、後編のキーパーソンとも言える人物でハンガリー人のテルミン奏者ヤドヴィ。フランスの新進気鋭の若手女優のエグランティーヌ・ランボヴィルが演じている。
蒼井の起用が実現したのは、若松央樹プロデューサーが「短いシーンでも存在感があって演技に定評がある人を」とダメもとで蒼井を指名したところ、蒼井と、のだめ役の上野樹里は『亀は意外と速く泳ぐ』(2005年)や『虹の女神』(2006年)で共演した仲ということもあり、蒼井が快諾したという背景があったようだ。蒼井とは、3度目の共演となる主演の上野は「(蒼井が演じる)ヤドヴィには妖精みたいな不思議な雰囲気があり、蒼井さんみたいと言っていたので蒼井さんに決まったと聞いて『ですよね。ほかにいませんよね』と思った」とコメント。今回の起用のことは、蒼井自身も意外だったようで「実写作品の吹き替えは初めてですが、自分以外の人物に声をあてることになったのが外国人役で驚いています。でも、のだめという作品にかかわれると思っていなかったので本当に光栄に思っています」と語っている。
『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』は4月17日より全国公開