『ダークナイト』続編はPG-13指定に!3D上映はなし!
今年7月より公開される映画『ダークナイト ライジング』が、北米上映においてPG-13指定を受けることが明らかになった。殺傷描写を含む前作の映画『ダークナイト』も同様にPG-13指定を受けているものの、視聴制限などの拘束力はないため、興行成績への影響は少ないものとみられる。
Collider.comによると、すでに本作は編集の最終段階に突入し、日本の映倫(映画倫理委員会)にあたるアメリカのMPAA(アメリカ映画協会)は本作に対してPG-13指定を与える見通し。この指定は、13歳未満の視聴には保護者の強い同意が必要という注意喚起であり、拘束力はない。
同シリーズでは、前作の映画『ダークナイト』もPG-13指定。だが、同作はオープニング成績を含む全米興行成績を塗り替えるほどのヒットを記録した。そうした背景もあり、今回の指定の成績への影響は少なく、本作は前作を超えるヒットになるのではないかといわれている。
また、『ダークナイト ライジング』については今月初めに3D公開されるといううわさが流れたが、こちらはエープリルフールのジョーク。『アベンジャーズ』ほか、今年の大作が軒並み3D公開される中で、どこまで成績を伸ばすことができるのか。ハリウッド大作では3Dが主流になりつつあるだけに、あえて2Dのみで公開する本作の成績は今後の製作状況を変える可能性も秘めている。(編集部・福田麗)
映画『ダークナイト ライジング』は7月28日より丸の内ピカデリーほか全国公開