SNSは使えてもATMは難しい?Facebook創設者のマーク・ザッカーバーグが困惑顔
映画『ソーシャル・ネットワーク』のモデルになった、Facebookの創設者、マーク・ザッカーバーグ氏が、イタリアのATMでお金を引き出そうとして、なぜかうまくいかず、諦めて立ち去る姿が目撃された。
ザッカーバーグ氏と言えば、世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「Facebook」のCEOで、2010年にはフォーブス誌の「世界で最も若い10人の億万長者」のランキングで25歳にして第1位に輝いた実業家。Facebookは5月18日に米ナスダック市場へ上場し、翌日19日には、ザッカーバーグ氏はハーバード大の同窓生だった恋人と結婚。イタリアへ新婚旅行へ出かけた。
英テレグラフ紙によると、ザッカーバーグ氏がカプリ島のATMで現金を引き出そうとしている様子を、近くを通りかかった人がビデオに収めていた。画期的なネットワーク・サービスを実現した頭脳の持ち主であるザッカーバーグ氏だが、なぜかATMの前で困惑顔。近くにいた観光客に助けを求めたが、結局、お金を引き出すのをあきらめてその場を立ち去った。
イタリアではしばしばATMが故障中という場合もあるようだが、このATMを設置している銀行では特に機械の障害はなかったという。海外でATMを使うのは母国と勝手が違うのかもしれないが、シンプルな機械ほど天才の頭を悩ませるのかもしれない。(竹内エミコ)