肺炎で死に直面したジョージ・マイケル 将来の計画は立てずに今を生きることに専念
昨年、肺炎で死にかけたジョージ・マイケルは、その時の体験から今を生きることの大切さを知ったという。
ジョージ・マイケル出演映画『ジョージ・マイケル-素顔の告白-』場面写真
「死と直面して学んだのは、すぐ先には何が待ち受けているかわからないのだから、将来を事細かに計画をしても無意味だということだ。今は人生の流れに身を任せているよ。もちろん音楽は作り続ける。パートナーのファディと一緒に旅もしたいし、長い休暇も取ろうかと思っている」とジョージは語る。
長い休暇は現在レコーディングしているアルバムを完成させてからのようで、早くファンに聴かせたいとコメント。「一生懸命レコーディングしていて、すごくいいものに仕上がってきている。内容としては、「フェイス」と「オールダー」の間のような作品だ。結構テンポが速く、ファンのみんなには喜んでもらえると思うよ。来年初めにはリリースする予定だけど、まだタイトルが決まっていないんだ」とのこと。
長年にわたってトップ・アーティストとして活躍をしているジョージだが自分ではなぜいまだに人気があるのかはわからないとKurier.atに語っている。「正直、どうしてこうなったのかはわからない。でも、僕は今でも健在で、新しいシングル「ホワイト・ライト」の売上げを見る限り、まだいけそうだ。この業界では、時間が経つと、成功は簡単に消えていってしまうものだ。同時に自分を見直そうという姿勢も消えていく。これは自分を高めるためには絶対に必要なもの。自分の才能に満足してしまえば、ただ漂流するだけのキャリアになってしまう。この業界において、才能があり、成功できているということを光栄に思うことができれば、それは避けられると思う」とコメントしている。(BANG Media International)