『鍵泥棒のメソッド』ハワイ国際映画祭作品賞を受賞! 上海映画祭に続く快挙!
映画『鍵泥棒のメソッド』が、現在開催中の第32回ハワイ国際映画祭にてコンペティション部門作品賞を受賞した。世界中から集まった6作品で争われた中での快挙に、内田けんじ監督は「素晴らしい賞をありがとうございます。今回、仕事の都合で映画祭に参加できず本当に残念でしたが、この映画のキャスト・スタッフと喜びを分かち合いたいと思います」とコメントしている。
同映画祭では『あなたへ』『希望の国』『テルマエ・ロマエ』など20作品以上の日本映画が上映されているが、日本からコンペティション部門に選出されたのは本作のみ。本作は上海国際映画祭では脚本賞を受賞しており、今回の作品賞受賞は、それに続く国際映画祭での栄冠となった。
ハワイ国際映画祭のコンペティション部門では、過去には『たそがれ清兵衛』『茶の味』といった国内外で高い評価を得ている作品が、作品賞を受賞している。
本作は、『運命じゃない人』『アフタースクール』で映画ファンから注目を浴びた内田けんじ監督のコメディー。自殺願望のある売れない役者(堺雅人)、謎の稼業で成功している男・コンドウ(香川照之)、そして婚活中の女性編集長(広末涼子)の運命が絡み合うさまを描く。(編集部・福田麗)
映画『鍵泥棒のメソッド』は公開中