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俳優デビュー乙武洋匡と共演の国分太一、アラフォーの悩める心境をポロリ

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国分太一と会見に出席した乙武洋匡
国分太一と会見に出席した乙武洋匡

 ベストセラー「五体不満足」の著者・乙武洋匡の自伝的小説を映画化した『だいじょうぶ3組』の完成披露会見が19日、都内で行われ、乙武と共演するTOKIO国分太一、監督の廣木隆一が出席し、国分がアラフォーの悩める心境をポロリと明かす一幕があった。

映画『だいじょうぶ3組』場面写真

 本作は乙武の3年間にわたる小学校教師の体験を基にした同名小説が原作。主人公の補助教員・白石(国分)の目を通して、生まれつき手足のない教師・赤尾(乙武)が、小学5年生の子どもたち28人とどう向き合い、そして白石自身がどう成長するのかを描いた感動作だ。

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 本作で俳優デビューを果たした乙武は「貴重な体験を広く伝えたいという思いから書いた本が映画化されると聞いたときはうれしかったです」と切り出したが、「喜んだのも束の間で『ぜひ、主人公を』と言われてお断りしたんです」と当初は役者をするつもりではなかったと告白。それでも「手足のない俳優さんはいらっしゃらない」と説得されて出演を決意した乙武は、「半ばどうにでもなれという開き直った気持ちで飛び込みました。役者の経験がないので不安でしたが、演じるよりはもう一度新しいクラスを担任させていただくという思いで撮影に臨みました」と撮影を振り返った。

 一方、約6年ぶりの映画主演となった国分は、恋人役を演じた榮倉奈々について「7年前に(ドラマ『ダンドリ。 Dance☆Drill』で)榮倉さんの担任役をやったことがありまして、今回(生徒だった榮倉が)恋人役ですごく悪いことをしている気持ちでした」と苦笑い。榮倉との撮影を振り返り「リハーサルからすごいお芝居をされていて、成長したなって思いました」とその成長ぶりを絶賛した。

 また、劇中で子どもたちが、自分のできないこととできることを見つめ直し、「わたしは○○だけど○○だよ」と語るシーンにちなみ、同じ質問をされた国分は「年齢を言うとひかれる年齢になってきたけど、一生懸命若返っているよ」と40代間近の悩める心境を自虐的に吐露して笑いを誘っていた。(取材・文:中村好伸)

映画『だいじょうぶ3組』は3月23日より公開

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