オードリー若林、役づくりのための減量明かす
オードリーの若林正恭が26日、シネマート六本木で行われた映画『ひまわりと子犬の7日間』女子会試写会で、本作の役づくりのために減量をしていたことを明かした。
若林の相方の春日俊彰、ひまわりを演じた女優犬のイチ、そして平松恵美子監督が登壇したこの日のイベント。若林は、俳優としてオファーを受けたときのことを、「なぜ僕にという気持ちが大きかったんですけど、仕事にやる気のない青年を探しているということで、それならできるかなと思った」と述懐。
さらに、役づくりについて、「松田優作が奥歯を抜いて芝居をしたという話がありますが、僕もクランクイン前に虫歯の治療をして、本番に臨みました」と冗談交じりに言及。実年齢より3歳ほど若い役柄ということで、1.2キロ減量をしたことも告白したが、それには平松監督も「1.2キロやせたって初耳」と驚いた様子を見せた。
さらにこの日は、「もし映画監督をするとしたらどんな映画を撮りたい?」という質問も寄せられ、「映画を撮ってみようと思ったことがないんで難しいですけど、春日がやれるなら『超人ハルク』とか『フランケンシュタイン』とか。そういうホラーとかになるんですかね」と監督となった際の構想を明かした。
一方、春日は、若林について、「近くで見てきた男ですから、どんな演技をするのかなと思ったんですけど、(若林が演じる)佐々木一也を演じているのではなくて、佐々木一也がそこにいた。いい役者は演じるのではなくて、なり切るんですよ」と相方の演技を絶賛。劇中に登場する若林が原付バイクで走り去っていくシーンに触れ、「あのシーンはネタ合わせの後に若林君が帰っていく姿を思い出してしまってジーンときました。すばらしかったですね」とコメント。これに若林は「恥ずかしいですね」と照れくさそうな表情を見せた。(取材・文:壬生智裕)
映画『ひまわりと子犬の7日間』は3月16日より全国公開