カーリー・レイ・ジェプセン、同性愛者差別をするボーイスカウトのイベント出席をキャンセル
歌手のカーリー・レイ・ジェプセンが、同性愛者の入団を禁止しているボーイスカウトのイベントで歌うことを拒否した。
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カーリーは7月に開かれるナショナル・スカウト・ジャンボリーに出席する予定だったが、ボーイスカウトがゲイのスカウトやリーダーを許容しないことを知って出演を取りやめたという。
「人類平等を信念とするアーティストとして、今夏のボーイスカウト・オブ・アメリカ(BSA)のジャンボリーに出席することはできません。今もこれからも世界レベルでLGBTコミュニティーをサポートし続け、アメリカと世界で変わり続ける同性愛者の権利獲得への闘いに敏感でいたいと思います」とツイートしている。
同イベントからは、ヒット曲「ヘイ、ソウル・シスター」で知られるトレインも同様の理由で降板。「このイベントをブッキングしたとき、ボーイスカウトがおおっぴらに同性愛者の入団を禁止する方針を掲げていることは知りませんでした。トレインはアメリカ市民の平等を疑問視する、このような方針に断固として反対です。我々はBSAを偉大で気高い組織だと思ってきました。今夏のジャンボリー前に正しい判断を下してくれれば、喜んで参加をします」とトレインは公式ウェブサイトで発表している。(BANG Media International)