ランボーを超えるサバイバル術!ゾウのフンから水分摂取も!最強の男の来日をファンが切望!
210を超える世界の国と地域で放送された大人気番組「サバイバルゲーム MAN VS. WILD」のシーズン3 DVD-BOX発売を記念したイベントが7日に新宿「LOFT/PLUS ONE」で行われ、番組の主役である「世界最強の人間」ベア・グリルス39歳の誕生日を祝うと共に、待望される初来日の実現を呼び掛けた。
ディスカバリーチャンネルで放送中の同番組は、イギリス特殊部隊への所属経験を持つベアが、旅行者が危険な環境に陥った場合を想定し、そこから逃れる術を、身をもって紹介する番組。「そもそも旅行でそんな状況にならないよ!」というツッコミはさておき、ベアによる超人的サバイバル術の実演が世界で人気を博している。
この日のイベントでは、番組の歴史からよりすぐった「ベアが選ぶベスト25」を特別公開。そもそも番組自体が最低限の装備で灼熱(しゃくねつ)の砂漠や酷寒の北極圏に放り込むといった毎回ムチャぶりともいえる内容だけに、そこからのベストともなれば、どれも映画並の大スペクタクルや爆笑シーンばかりとなる。
空からのダイブ、ヘリでの吊り上げ、ジープからの飛び降りとジャッキー・チェンさながらのアクションシーンもランクインしたが、上位を占めたのは名物となっているベアの食事シーン。手の親指大のイモ虫を生で食べたり、水分補給のため自分のおしっこを泣く泣く飲んだりと、バラエティーの罰ゲームでもまず見られない過酷シーンが連続。シルヴェスター・スタローンふんするランボーは「ヤギの吐いたものでも食べる」と第1作で紹介されたが、ベアはそれを上回るかのように、ゾウのフンやラクダの消化物から水分を摂取するという荒業も披露。戦闘能力は横に置き、ことサバイバル能力においてはランボーを超えたと言っても過言ではないだろう。
この日イベントに参加したタレントの清水圭は、「11歳の息子がハマって、おかげで好き嫌いがなくなった。教育にも役立っている。ベアはツッコミどころがあるのがいい。ぜひ日本に来てほしい」とラブコール。今後シリーズのDVDリリース(シーズン4~6)はもちろん、ベアが出演する「さらに過激な新番組」が秋に始まることもディスカバリーチャンネル関係者から明かされ、日本でもベア人気がいっそう広がっていきそうだ。(取材・文:長谷川亮)
「サバイバルゲーム MAN VS. WILD シーズン3 DVD-BOX」はTCエンタテインメントから発売中 価格 1万500円(税込み)