ボストン・マラソン爆破事件が映画化へ
映画『ザ・ファイター』の脚本家が、4月15日(現地時間)に発生した米ボストン・マラソン爆破事件の映画化を企画していることがわかった。Deadline.comが報じた。
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本作は、ジャーナリストのケイシー・シャーマンとボストン・ヘラルドのリポーター、デイヴ・ウェッジの執筆による「ボストン・ストロング(原題) / Boston Strong」が原作。映画『ザ・ファイター』の脚本家ポール・タマシーとエリック・ジョンソンが映画化権を獲得したという。HuffPost Entertainmentによると同コンビが脚色も務める予定とのこと。
ボストン・マラソン爆破事件は、競技中にゴール付近のコプレイ広場で2度の爆発が起こり、3人が死亡、200人以上の負傷者を出したテロ事件。その後警察は、チェチェン人の兄弟二人を容疑者と特定。兄のタメルラン・ツァルナエフは警察との銃撃戦で死亡し、弟のジョハル・ツァルナエフが逮捕された。
同原作は、来年ユニバーシティ・プレス・オブ・ニュー・イングランドによって発売される予定。今のところ、映画化権を取得しただけで、監督もキャストも決まっていないが、話題を呼ぶ作品になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)