子どもたちの世界映画祭が開幕!ライブ吹き替え上映に拍手喝采!
今年で21回目を迎える日本最大の子どもたちの世界映画祭「21st キンダー・フィルム・フェスティバル」が7日、東京・調布市グリーンホールで開幕した。オープニングイベントには、アンパンマンの声優としてもおなじみの女優・戸田恵子をはじめ、中山秀征、内田恭子、ルー大柴、ジョン・カビラ、プレミア上映作品『少年H』の子役・吉岡竜輝と花田優里音らが出席して映画祭を彩った。
オープニングイベント最大の見どころともいえる「生吹き替え上映」では、最新フルCGアニメーションとして本邦初公開された「ピーターラビット ラディッシュどろぼうのおはなし」や「きかんしゃトーマス」などに戸田らが挑み、そのライブ感たっぷりの出来栄えに会場は拍手喝采。
「きかんしゃトーマス」のナレーションでも知られるカビラとの共演にテンションが上がったという内田は、「声の表情作りがすごい! 本の読み聞かせをされていたりするので、まさに才能が開花している感じがした」とカビラに称賛されニッコリ。戸田も、内田や中山、ルーの演技を「ベテラン声優のようにやっているのを見て、本当に素晴らしいと思いました」と奮闘ぶりを称えた。
また、広報宣伝大使の役割を担う中山は「僕の中では一番緊張する仕事。子どもたちにいろんなことを感じてほしい」、チェアパーソンを務める戸田も「映画祭というフェスはたくさんの家族と一緒に同じ作品を観るということがとても大切だと思っています。映画祭を通じていい作品をどんどん紹介していきたい」と目を輝かせた。
同映画祭は、親子が一緒に学んで楽しめる映画祭として毎年夏に開催。コンペティション作品の中から最優秀作品賞を選ぶのも公募で選ばれた子どもたちという子どもが主役の映画祭だ。(取材・文:名鹿祥史)
「21st キンダー・フィルム・フェスティバル」は8月11日まで調布市グリーンホールにて開催