デヴィッド・フィンチャー監督による「ゴーン・ガール」の映画化、小説とは全く異なるエンディング!
ギリアン・フリンのベストセラー小説「ゴーン・ガール」を、デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演で映画化する作品では、原作とはまったく異なる結末が用意されているという。
フィンチャー監督映画『ドラゴン・タトゥーの女』写真ギャラリー
本著は、雑誌のライターをしていた主人公のニックが、職を失ったのをきっかけに妻とともに故郷の田舎に移るが、結婚5周年記念日に妻が失踪、アリバイのないニックに嫌疑がかけられるというストーリー。2012年に出版されるや、NYタイムズ紙のベストセラーリストの1位を飾り、日本でも小学館より上下巻で出版されている。
ニックという人物の不可解さが、読者を引き込む鍵となり、最後には衝撃的な展開を見せる。しかし、映画版では、それとはまったく違う結末が用意されていることを、映画化の脚本も手掛けている作家のフリン自身がEntertainment Weeklyの取材で明かした。
フリンは、新たなシーンを追加したことについて、「神経をすり減らしながら、2年かけて仕上げた8万ピースのレゴの作品を、ハンマーで壊し粉々にして、また一から作り直すようなスリリングなプロセスだったわ」とコメント。主役のニックを演じるベン・アフレックも、新たな第3幕に衝撃を受けていたという。
本作は今年10月3日より、全米公開が予定されている。(鯨岡孝子)