異色ホラー『ゲット・アウト』最多ノミネート!
非営利団体IFP(インディペンデント・フィルム・プロジェクト)主催の第27回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードのノミネーションが発表され、低予算ながらも全米初登場1位の大ヒットを記録した異色ホラー『ゲット・アウト』が最多となる4ノミネーションを獲得した。
同映画はアフリカ系アメリカ人の青年クリスが、ある週末に白人の恋人ローズの実家へと招かれ、想像を絶する恐怖を体験するさまを描く人種差別がテーマの異色ホラー。作品賞のほか、脚本賞、ブレイクした監督賞、主演男優賞にノミネートされている。
次いで3部門でノミネートされたのは、ショーン・ベイカーが脚本、監督を務めた『ザ・フロリダ・プロジェクト(原題) / The Florida Project』。作品賞、主演男優賞、ブレイクした俳優賞で候補に挙がっている。
作品賞にノミネートされたほかの作品は、ニューヨーク映画祭で上映された話題作『コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題) / Call Me By Your Name』、ロバート・パティンソンが史上最高の演技を見せたと言われている『グッド・タイム』、ライバルスケーターへの襲撃事件でスケート協会から追放されたトーニャ・ハーディングを描いた『アイ、トーニヤ(原題) / I, Tonya』。
第27回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードは11月27日(現地時間)に発表される。(澤田理沙)