セレーナ・ゴメス“ぽっちゃり”体形批判にコメント
バカンス中の水着姿をパパラッチされ、「太った」と体形批判にさらされていた歌手・女優のセレーナ・ゴメス(25)が20日、Instagramでコメントした。
オーストラリア・シドニーでのバカンス中、クルーザーの上でくつろぐ姿をパパラッチされていたセレーナ。昨年の夏、腎臓移植手術を受けてから初となる水着姿で、以前よりも体形はふっくらと丸みを帯びていた。
インターネット上でそんな体形に批判の声が噴出したことを受け、セレーナは「美しさについてのでっち上げ。完璧な体形への執着が、現代の女性たちを絶望、過剰に自分の見た目を気にすること、自己嫌悪という終わりのないサイクルに陥れている。完璧な美という、実現不可能な社会の定義を満たそうとしてしまうから」と外見を重視しすぎる風潮に警鐘を鳴らし、「わたしはわたし自身を大切にすることを選んだの。なぜなら、わたしはそうしたいから。誰かに対して何かを証明するためではないわ」と力強いメッセージを送った。
セレーナは2015年に全身性エリテマトーデス(何らかの原因で自己抗体がつくられ、それによりさまざまな臓器で炎症が引き起こされる病気)を患っていることを公表し、治療に専念するため休業したことも。2017年夏には、親友で女優のフランシア・ライサから腎臓の提供を受けていた。くっついたり離れたりを繰り返している歌手のジャスティン・ビーバーとは、現在距離を置いているところだと伝えられている。(朝倉健人)