実写版『リトル・マーメイド』吹替声優が一挙発表!セバスチャン役に木村昴、悪役アースラは浦嶋りんこ
ディズニー実写版『リトル・マーメイド』(6月9日全国公開)のプレミアム吹替版声優として、木村昴(セバスチャン役)、浦嶋りんこ(アースラ役)、海宝直人(エリック役)、野地祐翔(フランダー役)、高乃麗(スカットル役)、大塚明夫(トリトン役)の参加が決定した。1日、EX THEATER ROPPONGI で開催された声優お披露目イベントで発表された。
ディズニーの名作アニメーション『リトル・マーメイド/人魚姫』を、『シカゴ』などのロブ・マーシャル監督が実写化した本作。人間の世界に憧れる人魚アリエルが、嵐に遭遇した王子エリックを助けたことから始まる恋模様をエモーショナルに描く。プレミアム吹替版では、女優の豊原江理佳がアリエルの声を担当する。
アリエルの父で海の王トリトンに仕えるカニの執事長・セバスチャン役を務める木村は、「(発表できる)この日を心待ちにしていました」と満面の笑みを浮かべると、「ディズニー大好きな私ですが、なかでも『リトル・マーメイド』は非常に好きな映画。その実写版に声優として携われることはとても誇りに思います」とあいさつする。
劇中、セバスチャンは名曲「アンダー・ザ・シー」を歌うシーンがあるが、木村は「皆さんにとって、非常になじみのある曲だと思いますが、今回の実写版では、自分なりの解釈というわけではないですが、初めて聴く曲だなと思っていただけるような新鮮さを意識して、歌わせていただきました。海の世界の素晴らしさが伝われば」と歌声に込めた思いを語った。
ディズニーの人気ヴィラン・アースラに声を当てる浦嶋は、「念願のアースラ役でございます」と目を輝かせる。「ディズニー作品に登場するヴィランのなかでも、まれにみる強欲さを見せる魔女。そこに注目してほしいです」と自信をのぞかせ、「でも、愛おしい部分もあります。そんな思いを込めて歌うアースラの『哀れな人々』にも期待してください」とアピールした。
また、アリエルが思いを寄せるエリック王子役を担当する海宝は、「僕も昴さんに負けないぐらい、ディズニーの大ファンで、ディズニーに育てられたようなものです」とディズニー愛をアピールすると、実写版で新たに登場する新曲のうちの1曲を歌っていることを明かし、「アニメーションからさらにエリックの人物背景が丁寧に描かれています。新曲もなぜアリエルを求めていくのかがしっかり伝わるような楽曲になっています」と期待をあおった。(磯部正和)