フロリダディズニー、50周年は驚き&感動の連続!【体験レポート】(2/2)
ディズニー・ハリウッド・スタジオ
「ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ」は、2020年3月、ディズニー・ハリウッド・スタジオに誕生したディズニーパーク史上初のミッキーマウスがテーマのアトラクション。ミッキーとミニーがピクニックに出かけようとオープンカーに乗り込み、可愛いデートが繰り広げられるかと思いきや、予想を裏切るストーリー展開とライドの動きに翻弄される。
一度で気づくのが難しいほどのアトラクションの演出や、建物内の隠れミッキーなど、細部までこだわり抜かれたアトラクションとなっている。
ディズニー・ハリウッド・スタジオには、『スター・ウォーズ』の世界を堪能できる「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」がある。銀河系の片隅にある惑星バトゥーという設定で、『スター・ウォーズ』好きにはたまらない空間が広がっている。
アトラクション「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」は、ライドに乗る前からストーム・トルーパーやファースト・オーダーたちに圧倒されるばかり。また、途中でファースト・オーダーに色の指示をされるが、ライドに乗るときまで何色だったのか忘れないように注意。「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」では、パイロットやシューター、エンジニアと役職を与えられ、興奮とプレッシャーのなかアトラクションに挑むことになる。
また、「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」は、東京ディズニーシー「タワー・オブ・テラー」とは内容が異なるため、落下する恐怖&驚きは倍増する。
マジックキングダム・パーク
「ミッキーのフィルハーマジック」は、東京ディズニーランドにあるアトラクションとの違いも。新たに『リメンバー・ミー』の世界が登場し、キャラクターが飛び出す面白さにプラスして、奥行きを感じる感動が加わった。
ほかにも、1列6人乗りの「スペース・マウンテン」や、トゥモローランドを巡る「トゥモローランド・トランジット・オーソリティー・ピープルムーバー」など、ここでしか味わうことができないアトラクションがある。
エプコット
古代ノルウェー船で『アナと雪の女王』のアレンデールから冬の世界に旅立つアトラクション「フローズン・エバー・アフター」では、美しい冬景色や映画の世界を堪能できる。エルサの魔法の演出に感動していると、思わぬ船の動きにアッと驚くはず。なお、服や持ち物は濡れる覚悟で。
ほか、アトラクション「ソアリン」はエプコットならではの内容で、ワールド・ショーケース「日本館」では海外にいながら“日本”を味わうなど貴重な体験も。
ディズニー・アニマルキングダム
「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」のエリアでは、巨大な岩と植物でできた『アバター』が目の前に広がる。匂いや風を感じることができる3Dライド「アバター・フライト・オブ・パッセージ」では、ナヴィの一員になった気分になり、ずっとアトラクションに乗っていたくなる。
見たことのない植物や音の鳴るオブジェなど、つくり込まれた世界に圧倒され、新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』への期待がより高まる。
さらに、ダイナミックな動きをするサファリトラックから、リアルな動物の生態を見る「キリマンジャロ・サファリ」、スリル満点なジェットコースター「エクスペディション・エベレスト」など、自然をさまざまな角度から体験できるものも。
【取材後記】
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのスケールの大きさには思わず感嘆の声をあげるばかり。アトラクションは、1回目よりも2回目、3回目に新たな発見があることも。アトラクションだけでなく、完成することなく常に変化し続けるパークには、世界中の人々を夢中にされる魅力が詰まっている。(編集部・梅山富美子)