現役中学生子役の悩みとは? 神木隆之介、等身大の悩み
5日、ファンタジー映画『遠くの空に消えた』の完成披露試写会が行われ、神木隆之介、大後寿々花、ささの友間、そして行定勲監督が舞台あいさつに登壇した。
映画の内容にちなんで「奇跡を信じますか?」と質問をされた神木は、「信じます。僕は赤ちゃんのころにすごく重い病気にかかって重体になったけど、奇跡的に助かった思い出に、お母さんが事務所に応募したんです。それがきっかけで、今こうしてここに立てていると思うと、奇跡だなぁと思うので」と感動的な話を披露。この日、誕生日を迎えた大後のために、『SAYURI』で共演した大後あこがれの女優、コン・リーから「誕生日おめでとう。また共演しましょう。あなたは頭もいいし、ステキだから、国際的な女優になれるわよ」という内容のビデオメッセージが届き、大後が感動のあまり泣いてしまうなど、終始あたたかい空気が流れていた。
そんな大人顔負けのあいさつをする3人だが、実は現在14歳の現役中学生。宿題の進み具合を聞かれると、神木は「やる気はあるけどやってないです(笑)。僕はいつも、夏休みの最後になって半ベソかきながらやるタイプなので(笑)」と言えば大後も「わたしも早めに終わらせなきゃと思って手をつけるけど、3日でイヤになっちゃう(笑)」と、途端に子どもの顔に。しかし、俳優・笹野高史の息子であるささのだけは宿題よりも憂うつなことがあるらしく、「今日はお父さんが観に来てるんで、後で何か言われると思います……」と苦笑いして、報道陣の笑いを誘っていた。
『遠くの空に消えた』は、『世界の中心で、愛をさけぶ』や『北の零年』など、近年原作ものの映画化が多かった行定勲監督の、久々の長編オリジナル作品。構想に7年かけ、子どもたちの友情や奇跡を信じる姿を描いている。
『遠くの空に消えた』は8月18日より新宿ミラノ座ほかにて全国公開。
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