『007』最新作で「M」死亡!? 「最期のシーン撮影済み」と関係者明かす
シリーズ最新作『007 スカイフォール』でジェームズ・ボンドの上司であるジュディ・デンチ演じる「M」が死ぬかもしれない。映画サイトのベスト・フォー・フィルムによると、『007 スカイフォール』の撮影チームの1人が「ちょうどMの最期のシーンを撮り終えたところだ。今回でジュディ・デンチはこのシリーズを去る」と語ったとのこと。
MI6(イギリス情報局秘密情報部)のリーダーとして、シリーズを通して重要な役割を果たしてきたM。中でもデンチは、ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じた1995年の『007/ゴールデンアイ』に初の女性Mとして登場してから、最新作『007 スカイフォール』まで合計7つの『007』作品に出演。作品のアイコンとして多くのファンを獲得してきた。『007』のMと聞けばジュディ・デンチを思い浮かべる人も少なくないだろう。
そして最新作『007 スカイフォール』では、今までほとんど語られることのなかったMの過去にスポットライトを当てることが判明。現在明かされているところでは、ボンドの彼女に対する忠誠心が試されるというのがストーリーの核になっている。
近年、ネタバレを防ぐために映画会社が複数のラスト・シーンを撮影しておくという手法を取ることがあるため、今回のMの最期のシーンがそのまま使われるとは限らない。しかしレイフ・ファインズが今後の同シリーズでデンチに代わってM役を演じることになると報じられたこともあり、今回の報道の信ぴょう性は高いといえる。(編集部・市川遥)