北野武は映画の神様!イタリアのファンクラブメンバーがおそろいTシャツで集結!
第69回ベネチア国際映画祭
北野武監督『アウトレイジ ビヨンド』が第69回ベネチア国際映画祭で上映された現地時間3日、会場にはイタリアの「北野武 サッサリ・ベネチア ファンクラブ」のメンバーが、おそろいのTシャツを着て応援に駆け付けた。
北野監督によると、同メンバーは『HANA-BI』が上映された1997年ごろから映画祭に出現。その後、北野監督がベネチア入りするたびに「北野武は映画の神様です」というメッセージボードを掲げたり、その作品にちなんだデザインのTシャツを作ったりと、レッドカーペットを歩く北野監督を盛り上げているが「最初の頃は漢字が間違っていたり、ボードを逆さまに持っていたりしていたんだよ」と北野監督も苦笑い。
しかし、今ではメンバーが北野監督に会うために来日したり、北野監督も『アウトレイジ ビヨンド』上映後のパーティーに招待するなど濃密な交流を続けている。この日の上映も、みんな口々に「もちろん面白かったよ」と大満足の様子だった。
彼ら以外にも、北野監督は行く先々でファンにサインや記念写真を求められると、できる限りそれに応えている。そんな細やかな交流も、海外での北野人気のヒミツのようだ。(取材・文:中山治美)