キスマイ玉森、胸キュンセリフにブーイング
Kis-My-Ft2の玉森裕太が2日、都内で行われた映画『キング・オブ・エジプト』の日本語吹き替え版完成披露イベントに永野芽郁とともに登場し、胸キュンセリフを披露するも、ファンからブーイングを受ける事態に陥った。
本作は、海賊ベックがピラミッドの迷宮やスフィンクスの謎かけ、仕掛けだらけの神殿など、次々に押し寄せる試練に立ち向かいながら“神の目”を盗み出し、エジプトの天下取りを目指すさまを描いた体験型アトラクションムービー。
約500人の女性ファンの黄色い歓声が響く中、ド派手なゴールドのスーツ姿で現れた玉森は、「こんなに集まっていただいて湿気がすごい」と驚きながらも「ありがとうございます」と笑顔であいさつ。衣装については「恥ずかしいですもん」とハニカムが、客席から「似合ってるよ!」と声が飛ぶと、「今日は自信を持ってやっていきたいと」と得意気な表情をのぞかせて笑いを誘った。
ベック役で初めて挑戦したアフレコを振り返る玉森は、「表情も体の動きも通用しない、声だけというのはすごく難しかったです」と吐露。出来上がった映像も「自分が出ているものを観るのはすごく苦手で(体が)かゆくなっちゃうから、(本作で)僕は映っていないけど、すっごい細目で観ました」と報告する。しかし、「一生懸命頑張った」と自信を持つ玉森は、「心の中でよくやった!」と少しだけ自分を褒めたことも打ち明けた。
そんな中、印象的なセリフについて話が及ぶと、ベックの恋人・ザヤ役の永野が「絶対お前を幸せにする」と「大丈夫だから俺を信じて待ってろ」というベックのセリフをチョイスし、「言われたいじゃないですかぁ」と玉森にムチャぶり。「え~こういうの苦手なんですよ」と渋る玉森は、恥ずかしさのあまり棒読みしようとし、ファンからブーイングされるが、どうしても照れを隠せないようでそのまま敢行。ところが、そんなカワイイ一面にファンは大喜びで、笑いと拍手で健闘を称えた。
この日、総額約1億円の純金プレートで作ったピラミッドが登場する場面もあり、二人は大興奮。警備員が目を光らせる中、「命をかけて欲しい」と声を張る玉森は、こっそりスーツに忍ばせるジェスチャーを見せ、会場を沸かせた。(取材/錦怜那)
映画『キング・オブ・エジプト』は9月9日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国公開