志田未来が断言!竜星涼は女子にモテる
実話を基にした切ないラブストーリー『泣き虫ピエロの結婚式』でダブル主演を務め、主人公たちの恋愛に感銘したという志田未来と竜星涼。今回が3度目の共演となる竜星のことを「モテる」と証言した志田が、その理由を詳細に語った。
人工透析患者の陽介に笑顔になってほしくて、必死で頑張る見習いピエロの佳奈美を演じた志田は、「佳奈美のような強い気持ちが、自分も持てたらいいなと思います。あれほどの強さ、なかなか持てないと思うので」と真摯(しんし)な表情を浮かべる。
一方、病状が悪化し、大切に思うからこそ佳奈美と別れようとする陽介を演じた竜星は、「陽介の気持ちに共感します。自分だったら同じようにすると思う。でも、佳奈美の存在で陽介は変化していく。そんな風になれる相手と自分も結婚したいです」と打ち明けた。
そんな二人は何度も共演している旧知の仲。志田は素顔の竜星について、「優しくて女心がわかっているから、きっとモテる」と証言する。一番優しいと感じたのが、本作の撮影中に自分だけ抹茶アイスを食べ損ねてしまい、「食べたかった」と嘆いた志田のために、取材で再会した竜星が「わざわざアイスを差し入れてくれたとき」だったそうだ。「抹茶のかき氷と、その数時間後にアイスもいただいて。なんか満たされました」と可憐(かれん)にほほ笑む志田。すると竜星が、「そもそも未来ちゃんが抹茶アイスを食べ損ねたのは、自分のせいなんです」と申し訳なさそうに解説する。
「撮影中に抹茶アイスの専門店に行ったのが僕で、未来ちゃんは好き嫌いがハッキリしているから、抹茶が苦手だったら余って溶けちゃうなと思って、未来ちゃんの分は買わなかったんです」と気を回したことが裏目に出てしまったらしい竜星。さらに、今回、2種類のアイスを差し入れた理由を、「抹茶かき氷にアンコが入っていたんですね。そこで悩んだんですよ。未来ちゃん、アンコ大丈夫かな? って。だから、念のためにもう1種類のアイスを差し入れしました。僕、小心者なんで(笑)」と説明。長身の超イケメンで、こんなにも気配りができる竜星が、モテないわけがない。
何ともほほ笑ましいエピソードを持つ志田と竜星が、息のピッタリ合った渾身(こんしん)の演技を披露する『泣き虫ピエロの結婚式』。恋人や家族など、大切な人と一緒に観たい作品に仕上がっている。(取材・文:斉藤由紀子)
映画『泣き虫ピエロの結婚式』は全国公開中