「若造、俺が運転してやるよ」「…ジジイ!!」の夢シチュをガチでやってくれたレッドフォード
映画や漫画ファンにとっての憧れのシチュエーションの一つとして、アナログな機械に悩んでいる若者をさっそうと年長者が助けるというシーンがあるが、それをディズニー作品でやってのけた男がいた。それがロバート・レッドフォードだ。
【写真】劇中のかっこいいレッドフォードの写真だけを集めました
今回映画『ピートと秘密の友達』から劇中映像として披露されたのは、大事な“友人”を守るため子供たちが奮闘するシーン。友達を助けるべく、車を運転しようとする子供たちだが、彼らが乗ったのは大型トラック。しかも発進の際には複数のスイッチ操作が要求される旧式のもの。さらに彼らはエンジンをかける鍵さえも所持していない。「(運転)できるけど、これ複雑すぎて……」と苦し紛れに言うも、実際はなすすべがなく八方ふさがりになった子供たちの前に現われる救世主こそ、レッドフォード演じるミーチャムなのだ。
ミーチャムが、鍵の代わりに小型ナイフを使ってエンジンをかける姿は、「おじいちゃんカッコイイ!!」と言わずとしてなんと言うべきか。本編でもレッドフォードによる最高にかっこいい“ミーチャムジジイ”の姿がちりばめられている。
レッドフォードふんするミーチャムは、ある事故により人里を離れ深い森で暮らしていた主人公・ピート(オークス・フェグリー)を発見する女性・グレース(ブライス・ダラス・ハワード)の父親という役どころ。不思議な生き物に助けられて生き延びていたピートに対して、信頼関係を築こうとするグレースは、かつて不思議な生き物に出会ったというミーチャムの話を思い出す。(編集部・井本早紀)
映画『ピートと秘密の友達』は12月23日より全国公開