映画『銀魂』、中国で8,000館・1万2,000スクリーン以上の大規模公開!
日本国内で興行収入34億円を突破する大ヒットを記録中の映画『銀魂』の中国全土における公開日が9月1日に決定した。公開館数は実写邦画作品としては史上最大規模となる8,000館、1万2,000スクリーン以上を予定している。
日本では7月14日から全国335スクリーンで上映され、オープニング4日間で動員74万2,254人、興収9億8,229万1,500円のロケットスタートを切った本作。累計成績は興収34億8,022万4,800円、動員264万4,234人(8月20日時点)と大ヒット中だが、中国のまさに公開規模はケタ違い。どれほどの成績をたたき出すのか、期待がかかる。
主演の小栗旬をはじめ、菅田将暉、橋本環奈、長澤まさみ、岡田将生、堂本剛などキャスト陣の中国における知名度は十分。また原作の「銀魂」もアニメを含めて人気があるといい、過去には現地のSNSで話題1位を獲得したことや、検索ランキングのアニメジャンルでトップの座に立ったこともあるという。
エグゼクティブプロデューサーの小岩井宏悦によると、この公開規模は監督の福田雄一作品としてはもちろん、過去にワーナー・ブラザースが製作した『るろうに剣心』『DEATH NOTE デスノート』と比べても、「桁違い(しかも二ケタ)」とのこと。「日本国中に約3,400スクリーンしかない中、その4倍近いスクリーンで『銀魂』が上映されると思うとわくわくします。コメディー品はグローバルに広がりにくいという映画の常識を『銀魂』が覆してくれました!」と喜びを語っている。
また原作者の空知英秋も、中国のファンに向けて主人公・坂田銀時の原画と共に、中国語で「応援宜しくお願い致します」とメッセージ。同作は今後、アメリカ、カナダ、ドイツ、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、中南米でも配給が決定している。(編集部・入倉功一)