映画『妖怪ウォッチ』主演声優に上白石萌音&千葉雄大!ヒロインは前主人公の娘設定
社会現象を巻き起こした「妖怪ウォッチ」の劇場版最新作『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』の主人公の声優が発表され、大ヒット作『君の名は。』の上白石萌音と人気俳優の千葉雄大が担当することが明らかになった。今作では主人公は3人とされており、上白石と千葉が声を演じるのはそのうちの2人。さらに上白石が担当するヒロイン・天野ナツメは、テレビアニメシリーズや劇場版前作の主人公である天野ケータの娘という設定であることが明らかになった。
【画像】最新作のジバニャンめっちゃ怖い…もう一人の主人公のビジュアルも
登場人物をみな一新し、「妖怪ウォッチ」シリーズのケータの時代から約30年後の世界を描く『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』。主人公の一人、天野ナツメは父・ケータから妖怪ウォッチを受け継ぎ、「妖怪ウォッチ エルダ」を手に強大な敵に立ち向かう姿が描かれる。演じる上白石はキャラクターについて、「ナツメは真っ直ぐで、でもおとぼけなところもあったり、親しみやすくて自分の友達のように見てもらえるキャラクターです。そんな親しみやすさを声に込められたらと思っています」と語る。
一方の千葉が声を務める13歳の少年・月浪トウマは、闇にとらわれ、正義と悪の間で葛藤するという「妖怪ウォッチ」シリーズの中でも今までにないタイプのキャラクター。「妖怪ウォッチ オーガ」を手にし、妖怪を自らに憑依して戦う彼は、シリーズの看板キャラ・ジバニャンとも戦うシーンがあるという。かつて「天装戦隊ゴセイジャー」のゴセイレッド役で俳優デビューし、子どもたちの憧れのヒーローを演じた千葉が今度は妖怪たちと共に悪に立ち向かう。
なお千葉はテレビアニメ「金田一少年の事件簿R」のスピンオフ「明智警部の事件簿」でアニメ声優は経験済みだが、劇場版アニメで声優として参加するのは初。千葉はアフレコに向け、「不慣れな所もあるのですが制作者のみなさまから作品に感じたものを心で表現して頂けたら、とおっしゃって頂いたので、改めて役者として心を込めて演じたいと思います」と意気込みを明かしていた。
『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日に公開予定。映画では国民的妖怪作品「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラも登場する。また残りの主人公の1人は、代々妖気を使った占いを行う家系「有星家」の長男・アキノリとなっている。(編集部・井本早紀)
上白石萌音&千葉雄大コメント全文
■上白石萌音/天野ナツメ役
声優のお話を聞いた時は驚きました。私はおとなしいイメージを持たれる事が多いので、先陣を切って戦うナツメのような役は憧れでもありました。「妖怪ウォッチ」は大人にも子どもにもずっと愛され続けているアニメなので、凄く光栄に思っています。
演じるナツメは真っ直ぐで、でもおとぼけなところもあったり、親しみやすくて自分の友達のように見てもらえるキャラクターです。そんな親しみやすさを声に込められたらと思っています。それに、今のアニメ主人公・ケータの娘と聞いて、ワクワクしました!運命のようなものを感じさせる、妖怪ウォッチファンの皆さんもゾクゾクするような設定だと思います。
千葉雄大さんとはずっとご一緒したいと思っていたので嬉しいです。作品ごとに新しい千葉さんがそこにいて、トウマと同じく千葉さん自身も“憑依型”の役者さんなのではないかなと思っています。
ステージで歌うよりもアフレコの方が緊張していますが、強大な敵と戦っていく壮大なストーリーなので、恐れずに全力でぶつかっていきたいと思っています。妖怪の友達もたくさん増やしたいです!
■千葉雄大/月浪トウマ役
大人気の作品で、今回、声優として参加させて頂けることをすごく嬉しく思っています。
ギャグ要素だったり、時事ネタだったり大人でもクスッと笑ってしまうところも魅力の一つだと思います。
今回の映画では、今までの妖怪ウォッチの雰囲気もありつつ、大人でもグッとくる内容になっています。その一端を担うのが、トウマだと思うので、繊細でどこか孤独を感じている少年を演じられたらと思います。
アフレコは不慣れな所もあるのですが制作者のみなさまから作品に感じたものを心で表現して頂けたら、とおっしゃって頂いたので、改めて役者として心を込めて演じたいと思います。
上白石萌音さんの印象は、お芝居はもちろんですが、声がすごく綺麗な女優さんだと思うので、勉強させて頂きたいです。
みんなでなにかを成し遂げることの大切さや普段気付かないけど支えてくれる人の温かさなども描かれる大人でも楽しめる作品だと思います。アクションシーンも大迫力です。ぜひ、劇場でご覧下さい!