TEAM NACS、解散しない宣言!お客さんに求められる限り
「HTB開局50周年記念 ハナタレナックスEX(特別編) チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅in小樽」の試写会&制作発表記者会見が20日、新宿ピカデリーにて行われ、TEAM NACSのメンバーである大泉洋、安田顕、音尾琢真、戸次重幸、森崎博之が勢ぞろいした。個々での活躍が多くなった現状について記者から「解散などはないですよね」と聞かれると、安田は「お客さんが求める限り解散はないです」と断言していた。
本番組は、大人気のTEAM NACSのメンバーがそろって出演する唯一の北海道ローカル番組。メンバー5人が、自ら発案した企画をもとに番組を構成。今回の特別編は、歴史ある港町・小樽を舞台に、5人が長年ローカル番組を制作してきたスタッフとともに、ゆるく楽しく等身大の“食旅”をするバラエティー番組の全国放送企画第4弾。第1弾は「函館」、第2弾は「札幌&十勝」、第3弾は「知床」でロケが行われた。
2003年の番組開始以来、今年で15周年を迎える人気番組だが、会見に登場するなり大泉は「『TEAM NACS』の全国公演の稽古中だから時間がないんだよね」とぼやき節を披露。すると戸次も「1回目の全国放送から口をすっぱくして言っていますが、東京では猫かぶって俳優業をやっているので、素が出すぎてしまう『ハナタレ』の全国放送は迷惑。われわれの誰もやりたいと思っていないんですよ」とぶっちゃけて、司会を務めるHTBのアナウンサーをはじめ番組スタッフを困らせる。
さらに杉山順一プロデューサーが「日本で一番おもしろい5人が行く旅。おもしろくないわけがないです」と番組をアピールするも、安田が「杉山さんが『日本で一番おもしろい』と言った瞬間、5人みんなうつむいたよね。過大評価しすぎですよ。ロケ中も、すごい数の警備員がいましたが、全然人が寄ってくる気配すらなかった」と撮影を振り返り、戸次も「俺たち人気ないのかな」とボソリ。大泉も「『日本で一番おもしろい5人組』って……俺たち役者だからそんなにうれしくないんだよね」と発言。
とは言いつつ、こうしたやり取りもNACSのメンバーと番組スタッフの信頼関係から来ていることは周知の事実で、リーダーの森崎が「『ハナタレ』はいまのスタッフが倒れてやめようというまでは続けていきたいです」と熱い思いを語ると、戸次も「いまみんな忙しいので、なかなか5人で集まれることがない。『ハナタレ』があるからこそ月1で集まれる。その意味ではとても貴重な番組です」としみじみ。
最後に、第5弾のロケ地の希望を聞かれた大泉は「次はハワイがいいですね」と仰天発言。安田から「北海道じゃないし!」と突っ込まれつつも、「1日ロケで、あとは家族で自由時間とかいいよね。巨人みたいに」とプロ野球の優勝旅行のようなロケを希望するなど、フリートークでもチームワークのよさが出ていた。(磯部正和)
「HTB開局50周年記念 ハナタレナックスEX(特別編) チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅in小樽」は2月4日、午後1時55分から3時20分までテレビ朝日系で放送