『魔女宅』少女が大人な表情…20歳になった小芝風花に注目!ドラマ「女子的生活」
若手俳優の志尊淳がトランスジェンダーのヒロインを演じていることが反響を呼んでいるNHKドラマ「女子的生活」。そんな志尊演じるみきと、ドキッとさせられるようなやり取りを見せる女性・ゆいにふんしているのが、映画『魔女の宅急便』で少女キキを演じた小芝風花だ。二十歳になった小芝が見せる大人の顔に、驚いた視聴者も多いのではないか。
2011年にオーディションでグランプリを受賞して以来、ドラマ・映画・舞台と活躍を続ける小芝。『魔女の宅急便』の主演に抜てきされたのは、16歳の頃。あどけない少女の印象が強い彼女も、二十歳なった現在では、抜けるような透明感を残しつつ、大人の女優としての魅力を開花させている。
小芝が「女子的生活」で演じているのは、セレクトショップの店員でオーガニックを好む自然派女子・ゆい。見た目とは裏腹に気が強く、毒を吐くような一面を持った女性だ。合コンで出会ったみきにお持ち帰りされたことをきっかけに、物語に絡んでいく。
ヒロイン・みき(志尊)は、見た目は美しい女性だが、実は男性であり、恋愛対象は女性。ドラマ内で小芝はゆいとして、そんなみきとのキスシーンだけでなく、ベッドに寝転ぶような大胆なシーンにも挑戦。ふんわりとした笑みを浮かべたと思えば強気な視線で嫌味をぶつける、ゆいのギャップを見事に表現している。
見方によってはイヤ~な風に思われそうなゆいは、根は良い子で、彼女なりの将来への不安や葛藤を抱えている様子。一夜だけの付き合いになると思われたみきとは関係が続いているようだが、果たしてそれをどう捉えているのか。最終話となる第4回で、進展が描かれるのか。ヒロイン・みきの活躍と共に注目したい。(編集部・小山美咲)
ドラマ10「女子的生活」第4回(最終回)はNHK総合にて1月26日午後10時より放送