机にカラスの死体…壮絶イジメへ血まみれ復讐『ミスミソウ』予告編
「ハイスコアガール」「デロデロ」などで知られる漫画家・押切蓮介の代表作を実写化する『ミスミソウ』の予告が公開され、壮絶なイジメを受け、さらには家族を殺された少女が、トラウマ級の復讐劇を繰り広げる姿が明らかになった。
主人公の野咲春花は、転校した田舎の中学校で、同級生によりイジメの標的になってしまう。イジメはエスカレートして、暴走した同級生たちにより春花の家族に悲劇が起こる……。悲劇の主人公・春花を演じるのは、『咲-Saki-』の染谷まこ役などの山田杏奈。春花を唯一支える相場晄役は、映画『ソロモンの偽証』『ちはやふる』など話題作への出演が続く清水尋也、新たなイジメの対象になってしまう流美役は、モデルや歌手などの活動もしている大塚れなが務める。
今回公開された予告では、春花が泥まみれにされたり、机にカラスの死体を入れられるなどすさまじいイジメを受ける姿が映し出される。そして、暴走する同級生により家族を焼き殺されて心が崩壊し、血まみれになりながら復讐する様子が描かれる。
ほかにも映像では、イジメを受ける春花が、心のよりどころとしている相場と手を重ね合わせる心温まるシーンも。しかし状況は一転し、イジメを認めない担任や、春花の次にイジメの標的になった流美の「ぶっ殺したい」という不気味なセリフや、燃えている家の前で泣き崩れる春花など衝撃的な展開が続く。映像の最後には、血まみれで目を見開き、天を仰ぐ春花に「春になったらミスミソウを見に行こう」と相場と約束している切ない声が重なる。
そのほか、大谷凜香、中田青渚、紺野彩夏、櫻愛里紗、遠藤健慎、大友一生、遠藤真人ら若手俳優が出演。映画『ライチ☆光クラブ』など、少年少女を主人公にしたクライムサスペンスを得意とする内藤瑛亮監督がメガホンを取った。(編集部・梅山富美子)
映画『ミスミソウ』は4月7日より新宿バルト9ほか全国公開