『ブラックパンサー』スーパーヒーロー映画史上最大のヒット作に!アベンジャーズも超えた!
漆黒のヒーローを描いたマーベル映画『ブラックパンサー』の北米での累計興行収入が現地時間24日、速報値で6億2,625万2,236ドル(約688億8,774万5,960円)に達し、2012年の『アベンジャーズ』(最終興収6億2,335万7,910ドル・685億6,937万100円)を抜いてスーパーヒーロー映画史上最大のヒット作となった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
『ブラックパンサー』(『クリード チャンプを継ぐ男』のライアン・クーグラー監督)は、アフリカにある超文明国ワカンダの若き国王にして、ヒーロー・ブラックパンサーの顔も持つティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)を主人公にしたスタイリッシュなアクション映画。
メインを黒人キャストでそろえた画期的な作品で、2月16日に北米で公開されるや過去4作しか成し得なかったオープニング興収2億ドル(約220億円)超えを果たすなど、社会現象といっていいほどの旋風を巻き起こしてきた。週末の全米ボックスオフィスランキングでは公開から5週連続で首位に輝き、これは『アバター』(2009)以来約9年ぶりとなる快挙だ。歴代興収ランキングでも5位にランクインしている。
ブラックパンサーは続くマーベルの新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日全世界公開)にも登場している。同作は『ブラックパンサー』の前売り売り上げ記録を塗り替えており、マーベルの天下はまだまだ続きそうだ。(編集部・市川遥)