アベンジャーズ第4弾に日本へのギフトも!スパイダーマン役トム・ホランド&監督が来日
スパイダーマン役のトム・ホランドが、マーベル最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のアンソニー・ルッソ監督と共に来日し、16日に都内にて行われたスペシャル・ファンミーティングに登場。トムとルッソ監督は本作の魅力を語りつつ、ルッソ監督は『インフィニティ・ウォー』の続編となる第4弾には日本のファンに向けた“ギフト”シーンもあると公言し、会場を沸かせた。
アベンジャーズが最凶の敵サノスと熾烈な戦いを繰り広げるさまを描く本作。会場には選ばれた約480人ほどのマーベルファンが集結、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクなどマーベルヒーローのコスプレをしたファンも多く駆けつけた。そんな中、トムとルッソ監督が観客席側から姿を現すと、会場には割れんばかりの拍手が響き渡った。
大歓迎を受けたルッソ監督は、今回が初来日とあって「本当に念願叶っての日本で、世界を代表する都市なので、いろんな映画の中で出てくるたびにずっと憧れてきました。日本に来るのがこんなに人生で遅くなってしまったのが、信じられません」と大興奮。そして、「『アベンジャーズ4』には日本のみなさんに向けたギフトもあります。まずは『インフィニティ・ウォー』の公開を楽しみにしてほしいんですが、4では日本もフィーチャーされることになりますので期待していてください!」と監督が呼びかけると、会場は大盛り上がり。そんなイベント開始早々からの重大発表に司会者が心配すると、ネタバレ防止のために本作の脚本を読ませてもらってすらいないなどと公言してきたトムは「僕には(作品について話す)許可は降りてないけど、監督なら話していいんだよ!」とジョークを飛ばし、観客を大爆笑させた。
この日は、会場やTwitterなどで募集したファンからの質問に2人が答えるコーナーも実施。まさに“オールスター”という表現がふさわしい豪華俳優陣の共演作ということで、その困難さを問われると、トムは「困難というよりも、素晴らしいかっこいい体験をさせてもらいました。自分自身も本編を観れていないのですが、それぞれのヒーローが輝く瞬間があると思っていますので」と本作をアピール。そして、「撮影現場でキャストたちは子供のようで、扱いにくかったと思いますが、本当にうまく指揮してくださったと思います」とルッソ監督をねぎらった。一方のルッソ監督は「これほど才能に溢れたキャストがこれほど集まる映画はかつてなかった。それぞれ単独で演じてきたみんなが共演するという、いかに貴重な場であるかということをキャストのみんなも認識していたので撮影現場は意気揚々としていました。群像劇なのでそれぞれのエゴはなしで、お互いがお互いを尊重し、創造性と協調性にあふれる映画になりました」とチームワークの良さを語った。
イベント終盤には、日本語版吹き替えキャストの溝端淳平(ファルコン役)と、アベンジャーズファン代表として俳優の佐野岳も登壇。佐野は「アベンジャーズにどうしても入りたいんです。忍者侍はどうですか?」とトムに尋ねると、トムは「とてもいいと思う!」とノリノリながらも「でも、僕じゃなくて、監督に相談してください」と笑顔で監督にバトンタッチ。すると、ルッソ監督は「マーベルユニバースのいいところはなんでもありなので」と答え、会場を沸かせた。
そして去り際、すでにマイクを返していたトムだったが、司会者のマイクを拝借すると、「マーベルを代表してこれだけは言わせてください。いまこの作品のプロモーションで世界をまわっていますが、世界中のファンの愛がどんなに大きなものなのかを目の当たりにして、僕自身も本当に感銘を受けています。ここ日本のみなさんも本当に最高なファンの方々ばかりで、本当に本当にありがとうございます!」と観客に向かって呼びかけた。(編集部・石神恵美子)
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は4月27日全国公開