アベンジャーズ前夜祭にファン熱狂！本格コスプレで『インフィニティ・ウォー』公開を祝福！

　26日、映画『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』の前夜祭上映が全国5都市で行われた。上映前、東京・日比谷のTOHOシネマズ日比谷には、公開を待ちわびたファンが集合、ロビーには本格的なコスプレに身を包んだファンの姿も見られ、お祭り気分を盛り上げた。

【画像】本格コスプレが集結！『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』前夜祭

　本作は、『アイアンマン』（2008）からスタートしたマーベルの作品群、マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の10周年を飾る超大作。幾度も人類の危機を救ってきた最強のチーム、アベンジャーズが、己の信念から宇宙の全生命の半分を葬り去ろうとする悪役サノスに立ち向かう。

　翌27日の公開を前に、日本では、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5都市・5劇場で前夜祭を実施。MCUが総力を結集した一本とあって、全ての劇場のチケットは4月19日午前0時の販売スタートとほぼ同時に、数分で完売した（配給発表）。

　東京会場となったTOHOシネマズ日比谷のロビーには、この10年に1度のお祭りを祝おうと、チケットの有無にかかわらずファンが集結。アイアンマンやソー、ブラックパンサー、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、スパイダーマンといった、本格的なアベンジャーズのコスプレに身を包んだファンも20人近く集まり、一般の観客らと楽しげに写真に収まっていた。

　上映を待つスパイダーマン衣装の男性は「この映画の予告編を100回以上は再生したと思います。楽しみすぎて何も言えない状態です」とワクワク。同時に、最大最強の敵を迎える本作のキャッチコピーが「アベンジャーズ、全滅」であることから、「キャップが大好きなので、生き残っているのか心配ですね」ともらす。神奈川から来たという2人組の20代女性も「楽しみだけど情報を聞いていると気が気がじゃなくて……」「楽しみだけど、好きなキャラが死んだらどうしようってハラハラもしています」と複雑な気分を告白。母親と劇場を訪れていた女性も「ずっと待っていたし期待もしてるんですけど、衝撃的な内容で、誰かが死んじゃうんじゃないかと言われると、昨日も眠れなくて不安でした」と語る。

　一方、そろって有給を取得してこの日を迎えたという４人組の女性たちも「ドキドキして心臓がもたないです」と語る一方で「マーベルの集大成の作品なので、不安はすっごいありますけど、（ヒーローたちが）全員そろっているのを見られるだけで幸せな気持ちになると思います。今回は前後編の前編。来年の後編もすでに楽しみです！」と満面の笑みを見せた。

　劇場内は、そんな期待と不安に胸を膨らませた観客でいっぱい。スクリーンにはアベンジャーズの歴史を振り返る特別映像の後、スパイダーマン役のトム・ホランドがカウントダウンを告げる映像が流され、この日を待ち焦がれた観客の歓声と共に上映はスタートした。（編集部・入倉功一）

映画『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』は4月27日より全国公開