マーベル巨匠スタン・リー、セクハラで訴えられる
アメコミ界の巨匠スタン・リー(95)が、昨年滞在したシカゴのハイアットリージェンシーでマッサージを受けている際に不適切な行為を行ったとして、マッサージ師のマリア・カルバリョさんに訴えられている。
訴状によると、マリアさんがマッサージを開始して30分ほど経った後、「(彼女が)マッサージをしているのを見てリーが自分自身を愛撫し始めた」そうだ。マリアさんはこの状況を鎮めようと、リーに対して仰向けになるよう伝えたが今度は不平不満を言い出したため、マッサージの続行を拒否したと主張。
次の日、マリアさんは上司からの電話でリーが謝罪していることと、2回目のマッサージの依頼を伝えられたため、合意したという。しかし2回目のマッサージ中もリーは「またうめき出した」ため、マリアさんが施術を中断するとリーは「マッサージ台から真っ裸で立ち上がり、原告(マリアさん)に対して怒り出した」そうだ。そのため「原告はリーに服の着用と、自身の退出を願い出た」のだが、「彼がさらに怒り出しマッサージを続けるよう命令した」そうで、マリアさんはあと10分だけマッサージを続けることを約束した。その際、足を使う指圧マッサージに切り替えたそうだが、リーが「原告の足をつかんで自身の股間に近づけたため、原告は彼を振りほどき即座に荷物をまとめた」という。
マリアさんはリーを暴行などの容疑で訴えており、「5万ドル(約550万円・1ドル110円計算)以上の賠償金の認定と、代理人を雇うのにかかった費用の負担」を要求している。
一方、リーのパートナーであるキア・モーガンは、リーに対する全ての疑惑を否定しており、「スタン・リーは95歳で、絶対に無害であり100%無罪ですし、誤った告発です」とTMZ.comに述べた。(BANG Media International)