見送られた『バッドボーイズ』のスピンオフドラマ 製作決定
米NBC局が製作を見送った、映画『バッドボーイズ』のスピンオフドラマ「エルエーズ・ファイネスト(原題) / L.A.’s Finest」がカナダの Bell Media によってシリーズ化されることになったと The Hollywood Reporter などが報じた。
同スピンオフはジェリー・ブラッカイマーが製作総指揮、女優ガブリエル・ユニオンとジェシカ・アルバが主演ということでシリーズ化はほぼ確実と言われていたが、パイロット版の製作費が1,200万ドル(約13億2,000万円)と、あまりにも高額だったことが見送られた理由の一つと言われていた。(1ドル110円計算)
今回、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンと契約にこぎつけた Bell Media は、所有するエンターテインメント・チャンネルの一つで13エピソードの第1シーズンを放送予定だという。アメリカでの放送局はまだ決まっていないが、チャーター・コミュニケーションズが有力視されているらしい。
「エルエーズ・ファイネスト(原題)」は、『バッドボーイズ2バッド』でガブリエルが演じたDEA(麻薬取締局)のおとり捜査官シドニー・“シド”・バーネットが主人公。マイアミから移り、ロス市警の刑事になっているシドのパートナー刑事ナンシー・マッケンナ(ジェシカ)は、プレティーンの継子2人の母親で、シドの自由奔放なライフスタイルがうらやましくて仕方がないという。正反対の二人だが、仕事の腕は共に一流という設定だ。(澤田理沙)