濱田龍臣、声援に感涙!『ウルトラマンジード』グランドフィナーレ
俳優の濱田龍臣が23日、都内で行われた『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』グランドフィナーレ舞台あいさつに出席。観客の声援に思わず涙ぐむ一幕があった。
この日は応援上映ということで、会場には大勢の子供たちが来場。朝倉リク/ウルトラマンジード役を務めた濱田はその様子を見て、「すごいいっぱい! ありがとうございます!」と笑顔。「今日でいったんは終わりという言い方になりますけど……さみしいですね」と語る濱田に、観客から「リク」コールが起こると、「この声のおかげで、明日からバイトを頑張ることができます」と劇中のリクの設定にちなんだコメントを返して会場を笑わせた。
自身も大好きだったというウルトラマンを演じたことは、濱田にとっても大きなことだった様子。「肩書がウルトラマンになったのは、この後の人生で一生ウルトラマンジードでいるということ。地球のみんなを守るために、何歳になっても、80年後とかでも……踏ん張っていきたいと思います。ぜひその時まで応援してくれたら」と決意を語ると会場は大歓声に包まれた。
この日は同作に出演する伊賀栗レイト役の小澤雄太、そして7月7日からスタートする「ウルトラマンR / B(ルーブ)」の新ウルトラマンとなる平田雄也、小池亮介も登壇。「ウルトラマンR / B(ルーブ)」はシリーズ初の兄弟ウルトラマンとなるが、“後輩”ウルトラマンを前にした濱田は「兄弟ってうらやましいな。家族って大切なものだと思うので。二人で信じ合って頑張ってください」とエールを送ると、自身のサインが入ったデニムジャケットを二人にプレゼント。さらに小澤からはゼロスラッガーが贈られた。
そんな先輩からのエールに平田も「大切なものをいただいて、すごく身が引き締まる思いです。もうすぐオンエアも始まるので、これからますます応援をお願いします」と気合十分。観客からも「観るよ!」という声が送られ、平田と小池は笑顔を見せた。
そしていよいよ舞台あいさつもフィナーレを迎え、最後のあいさつを求められた平田は「最後のあいさつもいいですが、会場の皆さんにエールを送ってもらいたい」と提案。会場の子どもたちを中心に、みんなから「リクくん!」「ありがとう!」というコールが沸き起こると、その瞳からはたちまち涙があふれ、言葉に詰まりながらも声を振り絞る濱田。
「1年前は初めてで緊張していたんですけども、この1年3か月を通して何倍にも成長することができました。そしてこの成長はこれからの自分にとってかけがえのないものになると思います。皆さんと出会えたこと。それはウルトラマンという大きなタイトル、大きな意味がこもった6文字にすべてが詰まっていると思います」(濱田)
そんな濱田に「頑張れ!」コールがあちこちから沸き起こると、「うれしいんですけど、そう言われると泣いちゃうんです。皆さんの愛を感じながらこれまでやってきて……」と感極まった表情を見せつつ、「本当に濃密な1年3か月でした。まだまだ人生は長いですから。これからも頑張っていくので見守ってください」と観客に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』DVD&ブルーレイは7月27日より発売