スタローン『ロッキー』公開直前の写真で当時を振り返る
シルヴェスター・スタローン(72)が、自身の出世作となったボクシング映画『ロッキー』(1976)の公開直前に撮ったという写真を、現地時間20日にInstagramに投稿した。
写真には、まさにこれから『ロッキー』を上映する映画館の前に立つ、若き日のスタローンの姿が収められている。当時を振り返ったスタローンは「こいつは『ロッキー』が公開される1時間前に撮った写真なんだ。この時からちょうど60分後に、俺の世界は真っ逆さまにひっくり返って、それから元通りになることはなかった。ファンのみんなに、そのことを感謝してるよ」とつづった。
この作品はその年のアカデミー賞で作品賞と監督賞(ジョン・G・アヴィルドセン)を受賞。スタローン自身も主演男優賞・脚本賞にノミネートされ、一躍トップスターに仲間入りした。『ロッキー』はその後、5作の続編が制作され、2015年にはロッキーと彼のライバル・アポロの息子とのドラマをつづった『クリード チャンプを継ぐ男』が公開され、スタローンはアカデミー賞助演男優賞にノミネート。続編の『クリード2』が2019年1月11日の日本公開を控えている。(編集部・入倉功一)