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ユダヤ人虐殺の首謀者、ハイドリヒ暗殺計画描く『ナチス第三の男』2019年1月公開

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ポスタービジュアル - (C)LEGENDE FILMS - RED CROWN PRODUCTIO NS - MARS FILMS - FRANCE 2 CINEMA - CARMEL - C2M PRODUCTIONS - HHHH LIMITED - NEXUS FACTORY - BNPP ARIBAS FORTIS FILM FINANCE.

 ユダヤ人大量虐殺の首謀者、ラインハルト・ハイドリヒと、彼を暗殺すべくプラハに送り込まれた二人の若き兵士の運命を描いたローラン・ビネの小説「HHhH プラハ、1942年」を映画化する『ナチス第三の男』が、2019年1月より公開されることが決定した。

【写真】ホロコーストを免れたユダヤ人たちの史実に基づく映画

 2014年本屋大賞翻訳小説部門第1位、フランスの文学賞・ゴングール賞最優秀新人賞受賞のベストセラー小説に基づく本作。冷徹極まりない手腕から、アドルフ・ヒトラーハインリヒ・ヒムラーに次ぎ“金髪の野獣”と恐れられたナチス高官ハイドリヒ。かつて海軍兵士だった彼はいかにして恐ろしい人物に変貌し、どのような末路をたどったのか? ナチス政権に揺さぶりをかけた事件の真実に迫る。

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 海軍の兵士だったハイドリヒは、女性問題で不名誉除隊を余儀なくされ、ナチ党に入党。諜報活動で頭角を現した彼は、瞬く間に党幹部へとのしあがり、150万人を超えるユダヤ人虐殺の首謀者として絶大な権力を手にしていく。一方、ハイドリヒの暴走を阻止すべく、チェコ亡命政府によって選抜された2人の若き兵士がプラハに潜入。綿密な暗殺計画を立てていた……。

 ハイドリヒを演じるのは、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などのジェイソン・クラーク。その妻リナに『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク、暗殺の実行犯に『不屈の男 アンブロークン』のジャック・オコンネルと『トランスフォーマー/ロストエイジ』のジャック・レイナー。レジスタンスの恋人役でミア・ワシコウスカも出演する。

 監督は、『アーティスト』のオスカー俳優ジャン・デュジャルダンの主演作『フレンチ・コネクション -史上最強の麻薬戦争-』(2014・劇場未公開)で高い評価を受けたフランス人プロデューサー、映画監督のセドリック・ヒメネス

 ハイドリヒ及び、彼の暗殺計画を描く映画はこれまでにも度々製作されており、昨年8月にキリアン・マーフィ主演の『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』が日本で公開されている。(編集部・石井百合子)

映画『ナチス第三の男』は2019年1月、TOHOシネマズシャンテ他全国順次公開

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