「ライ麦畑でつかまえて」原作者描くニコラス・ホルト主演作、初日決定 予告編公開
ベストセラー小説「ライ麦畑でつかまえて」の原作者J.D.サリンジャーの半生を描く映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』の日本公開日が2019年1月18日に決定。彼は、なぜ絶頂期に文壇から姿を消したのか? 予告編では、ニコラス・ホルト演じるサリンジャーがたどった険しい道のりが収められている。
【写真】『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』予告編
物語の舞台は、20世紀半ばの華やかなニューヨーク。予告編には、サリンジャーがコロンビア大学の教授で文芸誌ストーリーの編集者ウィット・バーネット(ケヴィン・スペイシー)との出会いを経て作家の道を選び、出版社との軋轢や書けない苦しみ、第二次世界大戦の最前線でのトラウマに悩まされる様子などが収められている。
本作は2019年1月1日に迎えるサリンジャーの生誕100周年を記念して製作。世界中で累計6,500万部、日本でも累計320万部を突破したベストセラー小説で、村上春樹の新訳版など時代を超えて親しまれる「ライ麦畑でつかまえて」の著書であるサリンジャーの生きざま、そして小説誕生の内幕が描かれる。キャストに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『X-MEN』シリーズなどのニコラス・ホルトのほか、オスカー俳優ケヴィン・スペイシー、ゾーイ・ドゥイッチ、ホープ・デイヴィス、サラ・ポールソンら。
監督は、映画『大統領の執事の涙』やテレビドラマ「Empire 成功の代償」シリーズなどの脚本を手掛けてきたダニー・ストロング。自ら原作の映画化権を取得し、長編初メガホンをとった。(編集部・石井百合子)
映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』は2019年1月18日よりTOHOシネマズ シャンテ他全国公開