ジェームズ・ガンがDCへ!『スーサイド・スクワッド』続編の脚本に決定&監督の可能性も
マーベル/ディズニー映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3弾からクビになったジェームズ・ガン監督を、ライバルのDC/ワーナー・ブラザースが『スーサイド・スクワッド』続編の脚本家として雇ったことが明らかになった。Deadlineなどが報じた。
【写真】ジェームズ・ガンが監督を務めていた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ
『スーサイド・スクワッド』続編の監督は『ザ・コンサルタント』のギャヴィン・オコナーに一度は決まったが、オコナーはベン・アフレックと再タッグを組む『トーランス(原題) / Torrance』(ワーナー映画)に専念しており、現在、監督の席は空いている。ワーナーは、ガンに『スーサイド・スクワッド』続編の監督を担当してもらうことも視野に入れているという。
今年7月、ガン監督による小児性愛などをジョークにした10年ほど前のツイートが問題となり、ディズニーは即座に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第3弾から彼を解雇。キャストや多くのファンはガン監督を支持したが、判断は覆らなかった。ワーナーはこれまでも『スーサイド・スクワッド』続編の企画を練ってもらいたいとガン監督と交渉してきており、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』からの解雇が決まった後に契約を結んだとのこと。
マーベルとDCという点は違えど、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』も『スーサイド・スクワッド』も単なるヒーローではなく、はみ出し者たちを描いた物語。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズは興行的にも批評的にも好評を博したが、『スーサイド・スクワッド』は作品の出来に関しては辛辣な意見が多かった。そんな『スーサイド・スクワッド』を、ないしマーベルに押され気味のDCユニバースをガン監督がどのように生まれ変わらせるのか、注目される。(編集部・市川遥)