西島秀俊『ダンボ』実写版でハリウッド映画吹き替え初挑戦!
俳優の西島秀俊が、ディズニーの名作アニメーションを『アリス・イン・ワンダーランド』などのティム・バートン監督が実写化した新作映画『ダンボ』(3月29日公開)の日本語吹替版で声優を務めることが明らかになった。
本作は、コンプレックスだった“大きすぎる耳”を翼にして空を飛ぶサーカス団の子象ダンボが、金儲けを企む者によって引き離された母象の救出に挑むファンタジーアドベンチャー。西島は、2人の子供たちと共にダンボの面倒を見ることになる、サーカス団の元看板スター・ホルト(コリン・ファレル)の声を担当する。
俳優としてはもちろん、大の映画好きとしても知られる西島は「ティム・バートン監督のファンなので非常に嬉しく、また個人的に象が好きなので、是非参加したい! と思いました(笑)」と歓喜。アニメ作品やナレーションなど、声の仕事にも定評のある西島だが、実写ハリウッド映画の吹き替えは初体験。「役者さんが演じている息を吸うタイミングや吸い方までとても厳密に声を当てるので勉強になります。声のトーンと気持ちを繋げていく作業は大変だけど、とても面白かったです」と手ごたえを感じているようだ。
ホルトは、当初こそ、異質な存在であるダンボに否定的だが、大きな耳を笑われながらも健気に前に進もうとする姿に心を打たれ、ダンボの母親救出のために力を尽くすことになる重要なキャラクター。バートン作品を欠かさず観ているという西島は「強い個性のキャラクターが、その個性を使って世界を豊かに変えていく、という物語をたくさん作っている方。僕も観客の一人として、観ている観客に勇気や希望を与えてくれる監督だと思っています!」とその魅力を分析。ホルト同様に父親でもある西島の演技は期待大。
また、ダンボを取り巻くその他のキャラクターにも豪華声優が集結。井上和彦がサーカス“ドリームランド”の経営者ヴァンデヴァー(マイケル・キートン)役、沢城みゆきが空中ブランコの女王コレット(エヴァ・グリーン)役、女優・大塚千弘がダンボの生まれるサーカス団の一員ミス・アトランティス役、銀河万丈がドリームランドのショーの司会役を担当する。(編集部・入倉功一)