トム・ホランド、ネタバレぎりぎり!?観客に止められる
現地時間27日、インドネシア・バリで『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(6月28日公開)のファンイベントが行われ、主演のトム・ホランドが登場。レッドカーペットの上を大歓声を浴びながら歩いてファンとの交流を楽しんだトムだったが、ステージに上がって作品について話しているうちについ熱くなってしまったのか、ファンからの制止で話を止め、慌てるという一幕があった。
本作は2017年に公開された『スパイダーマン:ホームカミング』に続く作品。夏休みを迎えて親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)らとヨーロッパで旅行を楽しんでいた高校生のピーター・パーカー(トム)に新たな脅威が迫る。『ナイトクローラー』などで知られるジェイク・ギレンホールが異次元から来たベックを演じている。
「何でもしゃべってしまう」と自分でも認めてしまうほど秘密を漏らしがちで、現在公開中の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』では誰と共演しているのかすら教えてもらえなかったというエピソードを持っているトム。この日も登壇してMCから「『ファー・フロム・ホーム』について質問していいですか?」と聞かれて「汗をかいてきたよ」「ネタバレしないようにどうやって言おうかな」と自らに念を押した。
しかし、イベントが進み、ある部分についてトムが熱くなって説明していると複数のファンから「ネタバレじゃないー!?」と悲鳴にも似たような声が。それを聞いたトムは目を大きく見開いて“やっちゃたか顔”になり、MCも慌て、会場は騒然。それでも、「トムだから仕方がない」と言わんばかりに徐々にファンの笑い声に会場はつつまれ、トムも落ち着きを取り戻していった。
そんなトムは今作について「今回のは前作よりもさらにすごいことになっているよ。アクションもすごいし、なんてったってロマンスもあるんだ」と話すなど、確かな自信をのぞかせながらファンに作品を力強くアピールしていた。
この日の会場にはインドネシア各地から多くの熱狂的なファンが集まり、トムを歓迎した。ステージに上がって開口一番に「みんな今日は来てくれて本当にありがとう。素晴らしいよ」とファンに感謝したトムとセルフィーを撮ったり、サインをしてもらうなどして楽しんだ。トムの登場前に「トムが来たらなんて言いたい?」とMCに聞かれ、「トム、テイクミー、ファーフロムホーム!」と答える女性ファンの姿もあり、終始大盛り上がりのイベントとなった。(編集部・海江田宗)