ハリー・スタイルズ、実写版『リトル・マーメイド』王子役を断る
英ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズが、出演交渉に入っていたディズニー実写版『リトル・マーメイド/人魚姫』のエリック王子役を断ったと、The Wrap が独占で報じた。
プロジェクトの関係者が同サイトに語ったところによると、ハリーは実写映画への出演を丁重に断ったという。ハリーが出演交渉に入っていたエリック王子は、主人公の人魚アリエルが恋に落ちる人間の男性。アニメーション版では、アリエルの本当の気持ちを知り、魔女アースラに立ち向かった。現時点で、エリック王子役の次なる候補者は明らかになっていない。
主人公アリエルを演じるのは、R&Bデュオ「Chloe x Halle」のハリー・ベイリー。その他、魔女アースラ役でメリッサ・マッカーシー、アリエルの友達の魚フランダー役でジェイコブ・トレンブレイ、カモメのスカットル役でアウクワフィナ、アリエルの父親トリトン王役でハビエル・バルデムが、それぞれ出演交渉に入っている。
『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取る本作は、2020年初頭に撮影がスタートする予定。『メリー・ポピンズ リターンズ』のデヴィッド・マギーが脚本を執筆し、アニメーション版の音楽を手掛けた作曲家アラン・メンケンが、人気ミュージカル「ハミルトン」で脚本・作詞作曲・主演を務めたリン=マヌエル・ミランダと共に新曲を書き下ろす。(編集部・倉本拓弥)