ロマンチック!スケートリンクで見つめ合う2人…『ラスト・クリスマス』場面カット
大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のデナーリス役で知られるエミリア・クラークと、昨年公開され話題となった『クレイジー・リッチ!』の御曹司・ニックことヘンリー・ゴールディングが共演する映画『ラスト・クリスマス』(12月6日公開)から、スケートリンクで2人が見つめ合うクリスマス・ムード満載の場面カットが公開された。
本作は、クリスマスの定番ソングの一つであるワム!の「ラスト・クリスマス」に触発されたラブストーリー。ロンドンのクリスマスショップで働くケイト(エミリア)の前に、不思議な好青年トム(ヘンリー)が突然現れる。トムは、彼女の抱えるいくつもの問題を見抜き、解決に導く。ケイトは彼にときめくが、ふたりの距離は一向に縮まらず、やがて彼の真実を知ることになる。共演には、ミシェル・ヨー、エマ・トンプソンが名を連ねる。
公開されたのは、ケイトとトムがスケートリンク上で見つめ合い、幸せそうな表情を浮かべているカット。スケートリンクの後ろには、うっすらとクリスマスツリーのようなものも見え、幻想的だ。ほかにも、クリスマスショップで可愛い小妖精(エルフ)の衣装を着るケイトの姿を見ることができる。
昨年のクリスマス直前に撮影を開始した本作。監督のポール・フェイグは、「最初の3週間はクリスマス直前で、ロンドン中のイルミネーションを撮影できました。ですが、クリスマス休暇を終えて1月に撮影を再開したため、私たちのクリスマスは2月末まで終わりませんでした」と明かす。「最後の2週間は、ほとんどのシーンをサンタの店の中で撮影しました。その場面こそが、映画の中で最もクリスマスらしさが表れているので、そこで撮影を終えるのは面白かったです」と振り返る。
さらに、「クリスマスの装飾の中に身を置いていると、クリスマス以外のことは考えられません。本当にクリスマスを過ごしているような気分でした。『あ、またクリスマスの季節だ』という感覚でとてもいい気分でした。何をしていてもウキウキしていましたし、クリスマスの雰囲気に包まれて行った撮影はとても楽しいものでした」とコメントしており、公開された場面カットは、その雰囲気が伝わる仕上がりとなっている。(編集部・梅山富美子)