アベンジャーズとは別に家族がいた…マーベル『ブラック・ウィドウ』新映像公開
スカーレット・ヨハンソン演じる女性ヒーロー、ブラック・ウィドウをメインに据えた、マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』(5月1日日米同時公開)の最新映像が公開された。
ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフは、『アベンジャーズ』シリーズなどで活躍する女性スパイ。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ではアベンジャーズの中心人物として描かれてきたナターシャだが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で彼女が下したある決断は全世界に衝撃を与えた。本作は時間を遡り、謎めいたナターシャの過去を紐解く作品となる。
「私には家族がいた、アベンジャーズとは別に」というナターシャの言葉で幕を開ける映像は、ナターシャが“妹”と呼ぶエレーナ、ナターシャと似たコスチュームを着た“母”メリーナ、胸元の派手なタトゥーが印象的な“父”アレクセイ/レッド・ガーディアンの姿を映し出す。ナターシャら“家族”が手を取り合う姿も見られるが、彼らの関係はどのようなものなのか。
また映像には、原作コミックでも人気が高いキャラクター・タスクマスターも登場。コミックでは他の人間の動作や技を完璧に再現できる能力を持っており、映像でもキャプテン・アメリカにそっくりな盾さばきを披露している。その正体は謎に包まれているが、ナターシャにとって一筋縄ではいかない敵となりそうだ。
スカーレットが再びブラック・ウィドウを演じる本作には、『ミッドサマー』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のフローレンス・ピュー、『女王陛下のお気に入り』のレイチェル・ワイズ、ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のデヴィッド・ハーバーといった実力派俳優がそろった。監督は『ベルリン・シンドローム』のケイト・ショートランド。(編集部・倉本拓弥)